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2019年10月15日

[アサイー]アサイーの日ができた!|ヤシ科エウテルペ属|エバーグリーン

ハーブの日(8月2日)など植物をテーマにした記念日があります。今回は新しくできたそんな植物の記念日を報告させていただきます。

 

アマゾン原産の植物、あのアサイーが記念日になった!

アサイー記念日

アサイー記念日

 

この記事がでるころには終わっていますが、なんと、あのアマゾン原産の植物のひとつ「アサイー」に記念日ができちゃいました!「えっ、なんで?」と思う人も少なくないでしょう。そのわけですが、実はこのアサイー、かなり前から日本と深い関わりがある植物だったそうなんです。それは今から90年前のブラジル移民との関わりでした。

ブラジルといえば(筆者は)浅草のサンバカーニバルを思い浮かべ、トロピカル! パッション! な感じをイメージますが、90年前の(ブラジルの)アマゾンといえば人跡未踏の地でした。そんな秘境の地アマゾン地方を日本政府は入植地として選択し、開拓のために多くの日本人を送り出したのです。これは、当時の日本国が人口過剰であり、さらに関東大震災の被害を受けて人口を減らす政策があったからです。1926年9月16日に189名の日本人が第一回のアマゾン移民としてベレン港に到着。しかし、マラリアなどの病気のために犠牲になった方も少なくなかったとか。そんな先人たちの暮らしを支えた植物の代表がアサイーだったことから、第一回のアマゾン移民がベレン港に到着した日9月16日がアサイーの日になったというワケです。

ブラジルと日本の関係も振り返りたい「アサイーの日」

ブラジルと日本の関係も振り返りたい「アサイーの日」

 

アサイーってどんな植物?

アマゾンの植物アサイー。健康ブームで知る人ぞ知る植物。紫色の実をはポルフェノールが豊富なことからアサイーベリーと呼ばれ、ブルーベル―の親戚かと勘違いする人もいますが、ヤシの実の仲間だというから驚きです。高い栄養価があり、「ブラジルの奇跡」とか「アマゾンのミルク」と呼ばれています。日本では、冷凍やペースト状の実をはじめ、パウダー状にしたものを中心にジュースなども売られています。そして、なによりもハワイ発のアサイー、グラノーラ、ルーツ、ハチミツなどトッピングしたアサイーボールで知られています。また、最近は日本でも苗の販売が始まり、ベランダでもアサイーを育てることができるようになったのだとか……。

 

アサイーの日、お披露目パーティーなども開催されました

そんなアサイーの日を記念したパーティーが2019年9月12日に東京は北青山の駐日ブラジル大使館で開催され、大使のサボイア氏が流暢な日本語で挨拶されました。

大使の挨拶もありました

大使の挨拶もありました

 

現地ではこんな食べ方も

現地ではこんな食べ方も

 

また、本場ブラジルで食し方、お肉につけたり、サラダにかけたりなども紹介され、筆者は「甘くなくてもおいしい!」とちょっと驚きました。また、アサイーは低糖質なのでダイエット中のミネラルやビタミン補給にも役立つのだそうです。

#余談ですがタピオカで有名なキャッサバはアサイーと相性抜群とか!

タピオカでおなじみのキャッサバの粉

タピオカでおなじみのキャッサバの粉

 

(グリーンアドバイザー ふじえりこ)


 

アサイー記念日