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2020年5月14日

[ガーデニング]美味しく! 楽しく! ベランダガーデニング~パート2~|エバーグリーン

さて、パート1ではベランダガーデニングのルールなどを中心にお伝えしました。続くパート2ではガーデニングの基礎知識を中心に、ベランダガーデニングに役立つキホンをお伝えしたいと思います。参考になさってくださいね。

ベランダでは通常よりもやや軽めの配合に

ベランダでは通常よりもやや軽めの配合に

 

ベランダでは土やコンテナの重さを考えて

ベランダは(屋上もそうですが)地面とは違い、あまり重たい土やコンテナは使わないようにしてたいものです。なぜならベランダには重量制限があるからです。
※重量は施工会社などに聞くことで教えてもらうこともできます。

この重量は、3人家族の場合全員がベランダに出たとしたらと考え、その重さを念頭に入れましょう。また、洗濯物のほか布団を干すこともあるなら、洗濯物は濡れた状態の重さ、布団の重さなどを家族の人数に足し、残りの重さから約50kg~100kg程度引いた重さが、そのベランダで耐えることができる重さだとし、ベランダガーデンを作るようにしましょう。

筆者の過去の園芸相談で、ベランダで果樹や野菜を育てるために、廃棄されたバスタブをもらいコンテナにして、その中に土を入れて使っていたらベランダがその重さで落ちたといった事例もあります。

ちなみに、植物を育てる場合には、土には水をかけるのでさらに重たくなるということも忘れずに! そのため、ベランダなどで使用するコンテナ(鉢)はテラコッタや陶器は素敵ですがいくつも置きたいときには、オシャレなプラ鉢を利用することをおすすめします。また、使用する土はできればベランダ用、ハンギング用として売られている通常よりも軽い土を使うといいでしょう。

ベランダでは鉢の重さを意識して選びましょう

ベランダでは鉢の重さを意識して選びましょう

プラ素材の鉢だってオシャレ!

プラ素材の鉢だってオシャレ!

 

オシャレなベランダガーデンのコツは色彩を考えること

ベランダは部屋からつながった空間です。そのため、部屋の窓をあけたときに気持ちいいベランダがベストです。感性は人それぞれなので一概には言えませんが、大切なことは統一感です。シンプル・イズ・ベスト! で考えるなら、同じ鉢(コンテナ)を使って植える。または、同じ色の鉢を使って植えることです。これだけでも、すっきりとしたスタイリッシュなイメージを演出できます。

アクセントでマスコットなどを置いても

アクセントでマスコットなどを置いても

 

病害虫の管理は早期発見、早期対処

人間の病気もそうですが、大切なのは早期発見。そして早期対処です。とくに、害虫の場合には放置しておくと卵を産んで増えるだけではなく、害虫が植物の病気を媒介することにもなるからです。そのため、植物では害虫を目にしたらとにかく駆除。農薬を上手に使うことをおすすめします。

ちなみに、農薬とは植物に使う薬剤の総称です。そのため、害虫の駆除薬品だけでなく、雑草防除の薬剤や、植物に使用するホルモン剤や予防薬なども含まれます。最近では、植物の害虫も病気もブロックやガードできる農薬も数多くあるので、使ってみてはいかがでしょうか。

ベランダガーデンは地面とは違うので病害虫の心配なしと思っている方も少なくないようですが、植物が少ない都会ではベランダであっても害虫を目にすることはあります。どうしても農薬を使いたくない場合には、コンパニオンプランツを取り入れてはいかがでしょうか。

コンパニオンプランツの代表 マリーゴールド

コンパニオンプランツの代表 マリーゴールド

 

(グリーンアドバイザー ふじえりこ)


 

ベランダでは通常よりもやや軽めの配合に