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2021年7月23日

[イベント]イベントレポート:特別展「植物 地球を支える仲間たち」|エバーグリーン

植物ワールドに潜入!

タイトルを見て「なんだか気になる!」そう思っている方も多いはず。そこで今回は、この特別展「植物 地球を支える仲間たち」(開催期間:7月10日~9月20日)に筆者が(もちろん自腹で)行ってきましたのでその様子をお伝えします。

目指すは国立科学博物館

目指すは国立科学博物館

 

入場料はやや高め!

特別展「植物〜」、正直なところ大人1,900円の入場料はちと高め。小、中、高校生は600円とリーズナブルですが……。そんなお財布には厳しい特別展ですが、植物好きの方にはぜひにでも行ってほしい、といった内容でした。

また、植物にちょっと距離のある方や、お子様に植物の不思議を伝えたい方や夏休みの宿題対策にもオススメです。わかりやすく紹介していますが専門的なことも多く見応えのある展示になっていました。また、会場は写真もOK。これもちょっとうれしいですね。予約入場制になっているので予約をお忘れなく。もちろん、通常展示も楽しめます。

会場内は……

「植物 地球を支える仲間たち」と題したこの特別展。会場は植物という生き方に始まり、地球にはどんな植物が存在しているか、植物の形と成長、植物はどのように進化してきたか、本当は怖い植物たち、生命の源、光合成などに分かれています。会場内には本物の植物が「生きています」と表示、展示されているのが楽しいです。立ち止まりながら写真を撮影したり、書いてある内容をじっくり読んだりしていると時間の経つことも忘れてしまいます。また、会場内で見つけたジュニアガイドでは、QRコードを読み取れば植物動画にアクセスできます。

音声ガイドのメインナビゲーターは「NHK 趣味の園芸」でおなじみの滝藤賢一さん! レンタルは大人600円なり

音声ガイドのメインナビゲーターは「NHK 趣味の園芸」でおなじみの滝藤賢一さん! レンタルは大人600円なり

QRコードで楽しい映像が見られます

QRコードで楽しい映像が見られます

 

植物ってなんだろう

植物ってなんだろう。植物と動物は違うの。植物ってどうして生きているの。一番大きな植物はどこにあるの。とにかく、植物の「なぜ」がこの特別展ではひもとかれ、子どもだけではなく大人が夢中になってしまう内容です。また、植物園とは違う形で植物の魅力を伝えていますので、ここで植物について知ると植物園に行きたくなったり、身近な植物のすごさをあらためて実感できます。

光合成についてそのメカニズムが解説されているコーナーもあり、動物も人間も植物が作る栄養で生を得ているということがわかります。また、青いバラ、青いキク、光る植物を見ることができたり、花の形状を決める遺伝子の秘密なども知ることができます。

会場内のマップ

会場内のマップ

 

植物にはミステリーがいっぱい

まだまだ知られていない、解明されていないことがたくさんある植物ですが、筆者はイチョウの化石の展示を見て、イチョウは恐竜時代にはすでに地球上にあったことを思い出し、やっぱり植物はスゴいと感慨にふけった筆者です。そして、あらためて植物のおもしろさや素晴らしさを伝えていきたいなぁと、ついお財布には痛いのですが図録を購入。

とはいえ、最近はちょっとした展示会に行くと入場料と図録でおよそ5,000円ほど。正直、もう少しお安くして多くの人が足を運べるようにお願いしたいと思うのは筆者だけでしょうか(笑)。

資料にと購入した図録の表紙。じっくり読みたいワクワクの内容がたっぷり

資料にと購入した図録の表紙。じっくり読みたいワクワクの内容がたっぷり

会場から一歩外に。なんとなく植物が愛おしく思えてしまいました。

会場から一歩外に。なんとなく植物が愛おしく思えてしまいました。

 

  • 『国立科学博物館(東京上野公園)』:東京都台東区上野公園 7-20

 

(グリーンアドバイザー、開運植物文様研究家 藤依里子)


 

目指すは国立科学博物館