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2016年11月30日

花は今。でも、意外と気づかないかも ~ビワ

初夏。卵のような形をしていて、オレンジ色の果肉の中には大きな種がある実といえば……

正解はビワです。では、ビワの花を見たことがありますか。

ビワは、11月から地域によっては2月頃までが開花期。今、まさにビワの花が咲いているというわけです。

ビワの花は、さほど大きくない白色の小さめな花が密集して咲きますので、地味だと思われても仕方ないかもしれませが、バラ科に属します。原産は中国南部。日本には古代に入ってきたようで、地域によっては自生しているところもあります。

ビワの花

ビワの花

さて、ビワは接木や挿し木だけでなく、実生(種から)で増やすことができます。「ビワを食べた後、種を庭に撒いたら、芽が出ていつのまにか実がなるようになった」というのは、九州ではよく耳にする話。我が家でも兄が食べた後の種を庭の隅に埋めたところ、それから7、8年経った頃に実がなるまで成長していました。

そういえば、実がなるまでの期間を「桃栗三年柿八年、ビワは九年でなりさがる」(地域によって表現が違うそうです)ということわざを聞いたことがあります。

ビワの実

ビワの実

ちょっと気の長い話ですが、子どもたちとビワを食べから育ててみようかなと思います。

 

  • ビワの花言葉:「温和」「治癒」「あなたに打ち明ける」「内気」「ひそかな告白」「静かな思い」

 

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(エバーグリーン編集部 愛垣)


ビワの花