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植物Q&A

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実家の裏庭に生えていました。
日当たりが悪く、以前は何も育たなかったのですが、このあいだ帰ったら知らないこの植物が茂っていました。
これが外来種で、去年から柿がならないのと関係がありそうならむしろうと思うのですが、なんの植物でしょうか?
高さはなく地面に生えている感じです。
お分かりの方お教えいただけますでしょうか?

11コメント

ササの系統ですかねー。なんだろう。

葉っぱが波波してますね(^^)
しっかりしててなんか手強そうですね(^^;

チヂミザサに似ていますね ・・・

ヤブソテツっぽいような(^_^;)

皆様ありがとうございます。
波ザサのようですね。
これは有害種ではないのですか?

チヂミザサは毒性があるという報告はないようですよ‥

皆様ありがとうございます。
外来種ならむしろうと思っていましたが、そんなこともないようですね。

チヂミザサです。イネ科チヂミザサ属の植物ですが、ササという名前ながらササ類(ササ属等)のように、棹(竹にあたる部分)があるわけではないので、ササではありません。ヤブソテツはオシダ科のシダ植物で、芽を中心にして放射状に葉が展開しますので、明らかにこの写真の植物は異なります。さらにはもっと葉に艶があり、形も異なります。

有害かどうかは、Kawaiさんにとってどういう存在かによると思われます。さまざまな法律に抵触するということになれば、麻薬取締法にひっかかる麻薬植物ですとか、特定外来生物に指定されている外来種の植物があります。そうしたものは駆除が必要となります。それ以外ですと、有毒なものはどのくらいその場所に関わるかによって「有害」かどうかが異なります。例えばお子さんやワンちゃんがよく遊ぶということなら駆除したいい場合もあるでしょう。外来種についても無条件に排除すべきという風潮がありますが、必ずそうする必要があるというわけではありませんので注意が必要です。特定外来生物に指定されているのは、在来の植物を圧倒し生息場所を奪うような場合です。指定がなくてもそうした「侵略的外来生物」は、駆除の必要がある場合があります。一方ですべての外来種が侵略的であるわけではありません。その場の状況によって適切に判断します。ですので、不明なばあいはこうした場所でご質問いただくか、博物館等にご相談いただくのがよいかと思います。

チヂミザサは非常にポピュラーな在来種です。丈が高くならず、地面を覆うように生えますので、他の草を抑制する傾向があります。結局この写真の場所がどのような場所であるかによって有害かどうかは異なりますが、それほど利用する場所でないのなら、とくに有害でないと思われます。ただ、開花結実すると粘りのある実をつけ、靴下にくっついたりしてイライラしますのでそれが「有害」な場合は、減らしてもいいかもしれません。

大変詳しく貴重なアドバイスありがとうございます。
知りたいことをすべて解説いただいて感激しました!

観察会で見たのが始まりでしたが、我が家にも2,3年前から生え始め、喜んでいたのですが、繁殖力が凄くて困っている程なので、庭では早めに抜き取る事をお勧めします。