3/15をもってサービスを停止いたします 最後はアマドコロnew

2020年1月3日

[イベント]イベントレポート:花だって光輝く! 東京メガイルミネーション|エバーグリーン

どうしてイルミネーションなの?

「植物に関することじゃないじゃん!」「なんでイルミネーション?」と訝る方も多いはず……ですが、実は今回ご紹介する開催中の『東京メガイルミネーション』には、植物をテーマにしたものが多数展示されているから、なのです!

光のイベント会場

光のイベント会場

 

美しい光になった植物たち

イルミネーション。昨今、大流行ですね。先に述べた理由により、さあ今回はメディアでも注目されている『東京メガイルミネーション』です。

場所は大井競馬場。そうです、お馬さんが走っている競馬場です。「競馬場=ギャンブル=ペンを耳に挟んだおじさんたち?」という発想になるのかどうなのか、足を運ぶのにちょっとためらわれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に筆者の叔母(76歳)も「競馬場はちょっとね」と言っていたのですが、実際にその場に行くとイルミネーションの規模と美しさに圧倒されたようです。そう、とにかくその規模はまさに「メガ」でした。このイルミネーションは昨年スタートしまだ二回目とのことですが、もう時を忘れてしまうほど圧巻でした。

まず注目は、今年からはじまった光の樹木と天空のオーロラで彩られる『オーロラの森』、そして桜花に煌めく100メートルの光のトンネル『江戸桜トンネル』。なんとこのトンネル、ひとつひとつの光が小さな桜の形をしています。

桜のトンネル全貌

桜のトンネル全貌

桜の灯

桜の灯

さらにアップ

さらにアップ

 

田園だって電飾したい!

『THE GENFUKEI』と名付けられたエリアでは、なんと田園風景がイルミネーションで表現されています。光の田園風景ですが、なぜか懐かしい気持ちにもなれるのは不思議です。そして、この光の田園を見るとなんとなく本物を見たくなるのではないでしょうか。

原風景『THE GENFUKEI』

原風景『THE GENFUKEI』

 

藤棚やローズガーデンも

ほかにも植物をモチーフに演出されたイルミネーションは数多くあり、なかでも特に筆者のお気に入りは藤棚。本物の藤棚さながらに淡い光で演出されていました。その他、ローズガーデンと呼ばれるバラ色に輝く光も魅惑的でした。もちろん、その他にも江戸にぎわい光夜として演出されている場所、明治アカリノ博覧会、明治サプライズ迷路など見どころもたっぷりです。

藤棚

藤棚

ほかにもたくさん

ほかにもたくさん

 

イルミネーションよりも本物を!

イルミネーションも美しいけど、当然本来の植物のあり様とは違います。そこで、このイルミネーションをキッカケにして来年は本物の植物を見に行く計画を立てるのもいいのではないでしょうか。もちろん、光になって魅了してくれた植物たちを自分の手で育ててみることもオススメです。

さまざまな事情で植物から離れてしまった方たちが、この光の植物群を見ることで「本物ってどんな感じだったかな」と、今一度そういう気持ちになっていただきたいという思いを込めて紹介させていただきました。3月まで楽しめます(1月4日より)のでぜひ足を運んでみてください。

 

  • 『大井競馬場』:東京都品川区勝島2-1-2

 

(グリーンアドバイザー、開運植物文様研究家 藤依里子)


 

桜のトンネル全貌