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 9月の終り頃、岩手県の二つの山に登ってみた。海外に行けない、沖縄にも行けないという事で、空前の山ブームで賑わっていた。最初の山は、呆れるほど田舎にあった。この山はマグマの熱で変性した蛇紋岩でできていた。5合目辺り、ハイマツが斜面を覆い、ナンブトウウチソウ、ハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノオが咲いていたが、どれも、終わりかけだった。7合目あたりから、所々の岩が小さい木質の葉で覆われていた。後で調べると、これにイワウメという花が咲くそうだ。頂上に行くと、濃いてかてかした茶色の葉が目についた。これにイワカガミという花が咲くそうだ。両方の花が咲く頃、もう一度来てみたいと思った。ミヤマキンバイの花も一輪だけ見かけた。木道の木の割れ目にハヤチネフキバッタという、羽の退化したバッタもいた。この山は、あまり紅葉していなかったが、もう一つの山は、モミの林を抜けた後、紅葉が綺麗だった。ニシキギ、コマユミ、サンシュユの赤い実も楽しませてくれた。最後にクジャクチョウというきれいな蝶も見かけることができた。