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セイヨウナシ

バラ科 ナシ属

Pyrus communis

〔基本情報〕高さ15~20mの落葉高木。
葉は単葉で互生し、卵形~長楕円状卵形で光沢があり、細かい鋸歯があります。
花は白色の5弁花で4月に咲きます。
果実は日本の梨がほぼ球形なのに対して、上が少しすぼまった独特な円錐形をしていますが、形には変化が大きいです。果皮は緑色で褐色の斑が多数あります。果肉は硬く、甘みも少ないですが、収穫して追熟させると甘くやわらかな食感となり、強い芳香をはなちます。多くの栽培品種があります。

〔来歴〕ヨーロッパでは紀元前から栽培の記録がありますが、本格的に栽培され始めたのは11世紀以降です。日本には明治時代の初めに導入されましたが、冷涼な気候を好むため、日本の気候に合わず、栽培は一般化しませんでした。現在でも北ヨーロッパと近い気候の東北地方や信越地方のみで栽培されています。

〔栽培〕増殖は挿木によります。排水の良い土壌を好みます。近くに赤星病の中間宿主であるイブキ類を植えないこと。
名前 セイヨウナシ (西洋梨) 、ヨウナシ (洋梨)
pear、common pear
花咲く季節 ? 4月
実のなる季節 ? 7月、8月、9月、10月
分布または原産地 ? ヨーロッパ、西アジア
生活型 ? 高木
常緑・落葉 ? 落葉
広葉・針葉 ? 広葉
生活様式 ? 地生
植え付け(または播種)季節 ? 2月、3月、11月、12月
形状 ? 直立
草丈・樹高 ? 15000〜20000mm
葉の形 ? 単葉
葉の生え方 ? 互生
縁の形 ? 鋸歯
花のつき方 ? 散房花序
花弁の数 ? 5
花の色 ?
実の色 ?
葉の色 ?
種苗の入手難易度 ?
種苗の入手形態 ?
繁殖方法 ? 挿木
日照条件 ? 日向
土の必要性 ? 必要
用途適性 ? 公園・庭園
病害 ? 赤星病、黒斑病、黒星病
虫害 ? アブラムシ、カイガラムシ、シンクイムシ、カミキリムシ
食用 ?
有用 ? 食用
日本花き取引コード ? 22490
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