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キクザキオクチョウジザクラ

バラ科 サクラ属

Cerasus apetala var. pilosa f. multipetala

〔基本情報〕高さ3mほどの落葉小高木。
幹が基部から分岐して傘状の樹形となります。
葉は長さ2.5~7.5cm、幅1.5~3.5cmの倒卵形~倒卵状楕円形で、葉の先は尾状にとがり、基部は円形~鈍形となります。
葉の縁には先に球状の腺がつき円頭~鈍頭となる重鋸歯があります。
葉の表面にまばらに伏した毛があり、裏面脈上に開出毛が密にはえます。
葉柄にはやや縮れた長い開出毛がはえます。
蜜腺は葉柄の上部に2個つきます。
葉の展開と同時かやや早く開花します。
花は葉腋に出る散形花序に1~3個下向きにつき、淡紅色で2段咲となります。
花弁は多いもので200枚に達し、外弁が開いてから内側の花弁が開きます。
萼筒は狭い筒形~筒状鐘形で基部がわずかに膨らみ、毛はまばらにはえるか無毛です。
萼裂片は三角状卵形で全縁です。
花柄はごく短く、小花柄には開出毛がまばらにはえます。

〔来歴〕原木は新潟県弥彦村の弥彦神社にあります。

〔栽培〕増殖は挿し木、接ぎ木によります。
日当たりと水はけがよい場所を好みます。
庭植えで大木になって困る場合は、木の大きさをコントロールするため、布ポットで根が張るスペースを抑制するとよいです。
苗木のうちは株もとにワラを敷くなどして霜を防ぎます。
また、必要がなければむやみに枝を切らない方がよいです。
病虫害が多いため、注意が必要です。
名前 キクザキオクチョウジザクラ (菊咲奥丁字桜) 、ヒナギクザクラ (雛菊桜)
花咲く季節 ? 3月、4月、5月
分布または原産地 ? 日本(新潟県)
生活型 ? 小高木
常緑・落葉 ? 落葉
広葉・針葉 ? 広葉
生活様式 ? 地生
植え付け(または播種)季節 ? 1月、2月、3月、12月
形状 ? 直立
草丈・樹高 ? 3000mm
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)
葉の生え方 ? 互生
縁の形 ? 重鋸歯
花のつき方 ? 散形花序
花弁の数 ? 200
花の色 ?
葉の色 ?
種苗の入手難易度 ?
種苗の入手形態 ?
繁殖方法 ? 挿木、接木
日照条件 ? 日向
水分の必要性 ? 普通
土の必要性 ? 必要
用途適性 ? 盆栽、鉢植、公園・庭園、コンテナ
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