3/15をもってサービスを停止いたします 最後はアマドコロnew

オグラヤマザクラ

バラ科 サクラ属

Cerasus ×chichibuensis var. uyekii

〔基本情報〕エドヒガンとチョウジザクラの雑種と推定され、エドヒガンに近い性質をもつ落葉小高木。
葉は互生する単葉で、縁に三角形で先端が腺で終わる重鋸歯があります。
葉の先はとがります。
葉の表面は全面に伏した毛がまばらにはえ、裏面は脈上に伏した毛がはえます。
花は葉腋に出る散形花序につき、白色の5弁花で、4月上旬~下旬に開花します。
花弁は倒卵状円形または長円形です。
花柄はほとんどなく、小花柄には開出毛が密にはえます。
萼筒は開出毛があり、基部が少し膨らみます。
萼裂片は披針状または卵状三角形です。
チチブザクラに似ますが、葉柄上部に蜜腺がつくこと、葉が細長いことでチチブザクラと区別されます。

〔来歴〕植木方平によって日光の小倉山で発見されました。

〔栽培〕増殖は挿し木、接ぎ木によります。
日当たりと水はけがよい場所を好みます。
庭植えで大木になって困る場合は、木の大きさをコントロールするため、布ポットで根が張るスペースを抑制するとよいです。
苗木のうちは株もとにワラを敷くなどして霜を防ぎます。
また、必要がなければむやみに枝を切らない方がよいです。
病虫害が多いため、注意が必要です。

〔備考〕変種小名のuyekiiは発見者の植木によります。
名前 オグラヤマザクラ (小倉山桜)
花咲く季節 ? 4月
分布または原産地 ? 日本(栃木県日光市小倉山)
生活型 ? 小高木
常緑・落葉 ? 落葉
広葉・針葉 ? 広葉
生活様式 ? 地生
良く似た植物 ? チチブザクラ
植え付け(または播種)季節 ? 1月、2月、3月、12月
形状 ? 直立
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)
葉の生え方 ? 互生
縁の形 ? 重鋸歯
花のつき方 ? 散形花序
花弁の数 ? 5
花の色 ?
葉の色 ?
種苗の入手難易度 ?
種苗の入手形態 ?
繁殖方法 ? 挿木、接木
日照条件 ? 日向
水分の必要性 ? 普通
土の必要性 ? 必要
用途適性 ? 盆栽、鉢植、公園・庭園、コンテナ
検索サイトの検索キー ? オグラヤマザクラ