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ヤツガタケザクラ

バラ科 サクラ属

Cerasus ×miyasakana

〔基本情報〕マメザクラとタカネザクラの雑種と推定され、両者の中間的な性質をもつ落葉小高木。
葉は互生する単葉です。
花は白~淡い紅色の5弁花です。
タカネザクラからは基部が膨らまない鐘形の萼筒、葉の展開とともに開花する、鋸歯の先がとがり腺が不明瞭といった形質を引き継いでいます。

〔来歴〕長野県八ヶ岳周辺で発見され1974年に久保田秀夫によって発表されました。

〔栽培〕増殖は挿し木、接ぎ木によります。
日当たりと水はけがよい場所を好みます。
庭植えで大木になって困る場合は、木の大きさをコントロールするため、布ポットで根が張るスペースを抑制するとよいです。
苗木のうちは株もとにワラを敷くなどして霜を防ぎます。
また、必要がなければむやみに枝を切らない方がよいです。
病虫害が多いため、注意が必要です。

〔備考〕学名の種小名は発見当時、諏訪市役所職員だった宮坂誠文に献名されたものです。
葉の先が尾状に長くのびるなどチョウジザクラに似る点もあるため、片親をマメザクラではなくチョウジサクラとする考えもあります。
名前 ヤツガタケザクラ (八ヶ岳桜)
花咲く季節 ? 4月
分布または原産地 ? 日本(長野県八ヶ岳)
生活型 ? 小高木
常緑・落葉 ? 落葉
広葉・針葉 ? 広葉
生活様式 ? 地生
植え付け(または播種)季節 ? 1月、2月、3月、12月
形状 ? 直立
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)
葉の生え方 ? 互生
縁の形 ? 鋸歯
花弁の数 ? 5
花の色 ? 白、桃
葉の色 ?
種苗の入手難易度 ?
種苗の入手形態 ?
繁殖方法 ? 挿木、接木
日照条件 ? 日向
水分の必要性 ? 普通
土の必要性 ? 必要
用途適性 ? 盆栽、鉢植、公園・庭園、コンテナ
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