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2016年6月6日

新茶をおいしく飲むために

こんにちは。エバーグリーン編集部の愛垣です。

「夏も近づく八十八夜」といわれるように、立春から88日目を「八十八夜」とし、この日に摘まれたお茶を飲むと、1年間無病息災で暮らせるそうです。初物を縁起物と捉える日本人にとって、新茶は季節感や縁起の良さを感じさせる特別な存在でもあります。

ということで今回はお茶のお話です。

エバーグリーン植物図鑑:チャノキ

実はお茶は年に4回摘まれています。私たちが一般的に新茶(一番茶とも呼ばれる)と呼んでいるのは、4月から5月にかけて摘まれたお茶のこと。若葉の清々しい香りと、冬の間に蓄えられた旨味の元であるテアニンを多く含んでいるのが特徴です。

お茶の苦みの元となるカテキンは、ポリフェノールの一種で、悪玉コレステロールを殺したり、脂肪の吸収を穏やかにしたり、がんを予防したりする、良質な健康成分です。

新茶

新茶

新茶の旨味を楽しみたいなら、70度から80度に冷ましたお湯を使ってじっくり、適度な渋みを味わいたいなら、熱めのお湯でさっと煎れればよいそうです。

そして、どちらの場合も、最後の1滴まで絞りきることが大切です。お茶の旨味が凝縮されていますから。暑い季節に熱いお茶を飲むのもオツなものです。そのうえ、健康成分が含まれているというのですから、これを飲まないという手はありません。

茶畑

茶畑

 

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