3/15をもってサービスを停止いたします 最後はアマドコロnew

ヤマジノギク

キク科 シオン属

Aster hispidus var. hispidus

〔基本情報〕
日当たりのよい乾いた草地や礫地でみられ、高さ0.3~1mになる越年草。
茎は枝分かれし、毛がはえます。
葉には根出葉と茎葉があり、根出葉は長さ7~13cm、幅1~1.5cmの倒披針形で両面にまばらに毛がはえ、基部は次第に狭まって翼のある葉柄にながれ、花時には枯れています。
茎につく葉は互生する単葉で、長さ5~7cm、幅0.4~2cmの披針形~線形となり、基部が次第に狭まります。
枝先に頭花がつき、全体で円錐状~散房状の花穂となります。
頭花は径4cmで舌状花は淡い紫色、筒状花は黄色です。
総苞は皿状で、総苞片は2列します。
痩果は長さ2.5~3mmの扁平な倒卵形で、筒状花の冠毛は長さ4mmほどで赤褐色を帯びますが、舌状花の冠毛は長さ1mm前後で白色です。

〔栽培〕
増殖は実生、株分け、挿芽によります。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
強健で、環境が合えば放任してもよく育ちます。
水やりは鉢植えでは土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せばあまり必要ありませんが、鉢植えの場合は春に油かすを少量与えてもよいです。
種を採らないのであれば、花が終わったらこまめに花がらを摘むようにします。
病虫害としてはうどんこ病、ナメクジ、ヨトウムシ、アブラムシなどがあります。
名前 ヤマジノギク (山路野菊) 、アレノノギク (荒野野菊) 、ヤマベノギク (山辺野菊)
花咲く季節 ? 9月、10月、11月
分布または原産地 ? 日本(本州:東海地方以西、四国、九州)、台湾、朝鮮、中国、ウスリー、アムール
生活型 ? 越年草
生活様式 ? 地生
良く似た植物 ? カワラノギク、ヤナギノギク、ソナレノギク、ブゼンノギク
植え付け(または播種)季節 ? 2月、3月、4月、9月、10月
草丈・樹高 ? 300〜1000mm
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)
葉の生え方 ? 互生、根生
花のつき方 ? 頭状花序
花の色 ?
葉の色 ?
種苗の入手難易度 ?
種苗の入手形態 ?
繁殖方法 ? 種、株分け、挿芽
日照条件 ? 日向
水分の必要性 ? 普通
土の必要性 ? 必要
耐候性 ? 耐寒性、耐暑性
用途適性 ? ロックガーデン、鉢植、花壇、切花、公園・庭園、コンテナ
病害 ? うどんこ病
虫害 ? ナメクジ、ヨトウムシ、アブラムシ
日本花き取引コード ? 68002
検索サイトの検索キー ? ヤマジノギク

「ヤマジノギク」への投稿写真