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キツネアザミ

キク科 キツネアザミ属

Hemisteptia lyrata

〔基本情報〕
空き地や休耕田、田んぼの畔などでみられる高さ20~150cmの二年草。
葉や総苞片に刺はありません。
茎は直立して、上部で枝分かれします。
葉には根出葉と茎につく葉があり、根出葉は開花期には枯れています。
茎につく葉は互生し、長さ10~20cm、幅1.5~5cmの狭楕円形~狭倒卵形となり、頭大羽状に裂けます。
側裂片は4~8対あります。
葉の裏側には白色の綿毛が密にはえます。
茎先に径2.5cmで紅紫色の頭花を上向きにつけます。
頭花は筒状花のみからなります。
総苞は径1cmほどの球形で、総苞片は8列あり、外片と中片の背面上部にはとさか状の突起があります。
総苞片の先は赤紫色を帯びることが多いです。
果実は痩果で、羽毛状の冠毛をもちます。

〔利用〕
全草を薬用にします。

〔備考〕
名は一見アザミに似ているが違う仲間であることを、狐に化かされる比喩としてあらわしたものとされます。
名前 キツネアザミ (狐薊)
花咲く季節 ? 5月、6月
分布または原産地 ? 日本(本州~琉球)、朝鮮、台湾、中国~ネパール、インド、オーストラリア
生活型 ? 二年草
生活様式 ? 地生
草丈・樹高 ? 200〜1500mm
葉の形 ? 分裂葉
葉の生え方 ? 互生、根生
花のつき方 ? 頭状花序
花の色 ?
葉の色 ?
有用 ? 薬用
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